においや汚れが気になる排水口。特に夏は気温や湿度が高く、排水溝に菌が繁殖してヌメリが加速しやすくなりますよね。ヌメリとは、野菜のくずや料理の残りカスをエサにして繁殖する細菌やバクテリア、カビなどの微生物と、その排泄物が固まったもの。ほおっておくとヌメリはどんどんひどくなります。手が付けられなくなる前に、身近なものでできる排水口のヌメリ予防対策をご紹介します。
■まず、排水口をキレイに
●準備するもの
・重曹 1カップ
・クエン酸または酢 1/2カップ
・湯 適量
●やり方
1.排水口に重曹をまんべんなくふりかける。
2.重曹の上から酢を少量ずつ流して発泡させる。
(泡を閉じ込めるように排水口にフタをするとさらに効果的!)
3.約30分おいてから、湯で流す。
■排水口がキレイになったらヌメリの予防を
1.アルミホイルをピンポン球くらいの大きさにふんわりと丸める。
※アルミホイルは使用済みのものでもOK!
2.丸めたアルミホイルを、排水口のカゴに3〜4個入れる。
なんとこれだけで排水口がヌメリにくくなり、嫌な臭いも予防できます。
■なぜ、アルミホイルがヌメリに効くの?
アルミホイルは水に触れると化学反応を起こし、金属イオンを発生します。細菌は金属イオンを嫌いますので、細菌の繁殖を防いでヌメリを防止してくれます。
金属イオンは、水に接する表面積が多いほどたくさん出るため、アルミホイルはギュウギュウに丸めずにふんわり丸めた方が効果的なのです。
ひどくなる前に、ささっと掃除、手軽に予防で、キレイな排水口をキープしましょう!
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