今ではトイレの機能として当たり前となっている「ビデ」と「温水洗浄便座」ですが、実は「ビデ」のほうが先に誕生していたということをご存知ですか?
■フランスで誕生したビデ
フランス語で「子馬」の意味を持つビデは、18世紀頃のフランスで誕生しました。当時はタライに脚をつけたような形で、またがって使っていたようです。
ビデを使う主な目的は、肛門や局部の洗浄。しかしそれ以外にも、何と足洗いや足湯にも利用していたのだとか!
世界的に広まったビデですが、実は最初、日本ではあまり受け入れられませんでした。その理由は、日本人は手を使って局部を洗う習慣がなかったためです。
■温水洗浄便座の登場
肛門や局部を水で洗う文化が日本で受け入れられたのは、温水洗浄便座が登場してからでした。
手を使わずに水洗いができるようになると、ビデの機能が受け入れられ、現在では多くの人が利用しています。
■ウォシュレットとは
温水洗浄便座のことを私たちはよく「ウォシュレット」と呼びますが、実はこれはTOTOの登録商標で、TOTOだけが使える名称です。
他のメーカーでは、「シャワートイレ」(リクシル)、「ビューティー・トワレ」(パナソニック)、「クリーンウォッシュ」(東芝ホームテクノ)などの商品名が使われています。
トイレにも意外な歴史があるものです。これから先、トイレがどんな進化を遂げるのか楽しみですね。
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