入浴には様々な良い効果があります。温度の違いで体にもたらす効果が変わるので、それぞれの違いを知りましょう。
■入浴の種類
入浴は温度によって名前があります。
お湯の温度が25度以下は「冷水浴」、25〜34度が「低温浴」、34度〜42度が「温浴」、42度以上が「高温浴」です。また、温浴の中でも37〜39度を「微温浴」と呼びます。
■安眠をもたらすのは
寝つきの悪い人にお勧めなのが微温浴での入浴です。体を伸ばしてゆっくり入浴するのがポイントで、時間は30分程度がベストです。ストレス解消や疲労回復も期待できますよ。
手軽さを求めるなら、高温浴の足湯もお勧めです。首にタオルなどを巻き、汗が出るまで続けましょう。汗で体を冷やさないように、吸湿性の良い衣服を着るようにしてください。
■食欲増進には
食欲増進に効果があるのは、微温浴から高温浴まで徐々に温度を上げていく入浴法です。目安は37度から43度くらいまで。
もう一つお勧めなのが34度以下の低温浴・冷水浴ですが、寒い時期は風邪を引かないように、温度を上げていく入浴法の方が良いでしょう。
■美肌効果があるのは
高温浴くらいの温度のお湯を2〜3分浴び、その後18度以下の冷水を20〜30秒浴びる。これを5回ほど繰り返す交代浴は、美肌に効果があるといわれています。
ゆっくり入浴するのはもちろん、健康や体質改善のために目的を持って入浴するも良し。入浴にこだわりを持ってみてはいかがでしょうか?
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