大雨の時の行動、今回ご紹介するのは「そなえる」ことについてです。
■そなえる
○ハザードマップを確認!
・自治体などが公開しているハザードマップを見ながら、どこで浸水や土砂災害の
危険性が高いのか、河川が増水した場合に安全に橋を渡ることができるのかをイ
メージする。
・事前に安全な避難経路を確認しておく。
○非常持ち出し袋の中身を確認する
・局地的に短時間で激しく降る雨が相次ぐ昨今、突然自治体から避難情報が発表さ
れることも。そのような場合にそなえて、非常持ち出し袋はすぐに持ち出せるよ
う準備しておく。
・袋の中身も定期的に点検し、電池や食料の消費期限が切れている場合には新品に
交換。特に食料や飲料水は消費期限をそろえることで効率的な管理が可能となる。
○居住地域の災害史を学ぶ
・過去にどの程度の降水量で浸水や土砂災害に見舞われたのか。居住地域でこれま
で発生した災害を学ぶことは重要。
○流水の通り道を掃除する
・大雨になると側溝には大量の水が流れる。ゴミや落ち葉などが堆積していると、
流れてきた水がせき止められ、側溝からあふれ出すおそれがある。
・水の通り道となる箇所は、常に清掃しておく。
○積乱雲の発生を確認する
・積乱雲が発達すると、雷を伴って短時間に激しく雨が降ることがあり、河川の急
激な増水・浸水・土砂災害の危険性が高くなる。
・「真っ黒な雲が近づく」「雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹いてくる」と
いった気象現象を確認した場合は、速やかに頑丈な建物の中へ避難する。
○上流のダムの状況を確認する
・ダムは洪水調節の役割も担っているため、大雨時には放流量が急激に増えること
もある。
・放流を予告するサイレン音を聞いた場合、河川には絶対に近づかない。
・河原でのキャンプや川遊びをする際には、事前に上流のダムの有無や、周辺の各
種案内等を確認し、天候ついては常に気を配る。
いかがでしたか?いざという時、備えの有無で結果が全く違うものになることも多
いので、この機会にぜひ確認してみてください。
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