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お役立ちコラム

Ｎｏ．３１　ミストサウナのウソ・ホント

■「ミストサウナ」ってどんなものなの？
一般に「サウナ」というと、高温になり、乾燥した部屋で暑さを我慢する状態を連想しがちです。実際そのようなサウナは、「ドライサウナ」と呼ばれています。それに対し、ミストサウナは、それほど高温にならず、乾燥もしないのが特徴です。
具体的には、お湯を細かい粒子にし、熱風とともに噴霧。４０度前後の霧で浴室内を満たし、その中で半身浴をしたり、浴槽に腰掛けて顔にミスト（霧）を浴びたりするものです。ドライサウナのように高温になりませんし、ミストを浴びるため乾燥もしない、長所の多い方式になっています。

■「ミストサウナ」にはどんな長所があるの？
ミストサウナを使っている人の声を聞くと、いろいろな長所があるようです。例えば、体を芯から温めてくれるということがあります。寒い冬は、特に嬉しい効用です。汗が出ることにより、古い皮脂膜を排出でき、肌がきれいになるといわれています。湿気を浴びるので、乾燥肌がよくなったという声もよく聞きます。
また、リラックスでき、体の疲れがとれやすいという効果もあるようです。ミストシャワーではマイナスイオンが発生し、その効用でリラックスできるようです。

さらに、大がかりな設備がいらないのも、ミストシャワーの大きな長所です。ドライサウナの場合、浴室以外にサウナ室が必要ですが、ミストサウナの場合、浴室をそのまま使います。現在の浴室は天井部分に「浴室換気乾燥機」を設置することが多いのですが、その「浴室換気乾燥機」がミストサウナ機能付きになっていれば、それだけでミストサウナが実現する仕組みになっています。

■「ミストサウナ」に短所はないの？
今のところ、使っている人の間で特に不満の声はあまり聞きません。しいて上げれば、ミストサウナを利用した後は、換気乾燥を行わなければならないことがあります。といっても、通常の入浴でも換気乾燥が必要なので、とりたてた短所にはならないといえます。
あとは、ガス給湯器を使っている場合しか設置できないことがありますが、設置例がまだそれほど多くないことが短所といえる程度です。