今では当たり前のように使っている石けん。
値段も高額というほどではなく、誰もが気軽に使っているものだと思いますが、日本ではいつ頃から使われているのでしょうか?
■最初は輸入品が多かった
石けんが日本に持ち込まれたのは安土桃山時代。当初は西洋など外国からの輸入品が多く、国産の石けんは少なかったそうです。
明治初期頃になると、国の政策で国産の石けん作りが盛んになり、国産石けんが増えました。
■当時の石けんの値段は?
今では誰でも買うことができる石けんですが、当時はいくらぐらいの値段だったのでしょう?
国産の石けんの場合、1個で10〜20銭ほどだったそうです。
当時のお金の価値を現代に換算することは難しいですが、明治時代の10銭ならば、現代のお金にするとおおよそ2000円くらいになると言われています。
高級な石けんの場合、なんと30〜50銭もしたのだとか!
石けんが、いかに貴重で高価だったかがよく分かりますね。
昔は贅沢品だった石けんを、現在は当たり前のように使えるというのも不思議なものです。
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