キッチンや洗面台のカウンターには様々な種類がありますが、どんな材質で出来ているかご存知でしょうか?
■ステンレスカウンター
その名の通り、ステンレスで作られているカウンターです。主に鋼、クローム、ニッケルで構成されています。
■人工大理石カウンター
人工大理石にはポリエステル系、アクリル形の2種類があります。
・ポリエステル系
主な材質は不飽和ポリエステル樹脂、骨材です。
面を保護するために、ゲルコートと呼ばれる塗膜を塗っており、ゲルコートで表面処理をしていないものは、黄色に変色するなどの経年変化が起こりやすいデメリットがあります。
・アクリル系
メチルメタクリレート樹脂、水酸化アルミなどが主な材質です。
ポリエステル系に比べてメンテナンス性が良いといわれています。
■天然石カウンター
御影石や大理石が主に使用されています。
■木製カウンター
無垢材・集成材・積層合板などが主に使用されています。木製の場合、耐水性が劣るので、表面にウレタンなどの塗装が必要です。
■その他の材質
その他、化粧板にメラミン樹脂を含ませてバッカー材に取り付けたメラミン化粧版を使用するメラミンカウンターや、タイル貼りのカウンターがあります。
使用される中で、あまり聞き慣れない材質がエポキシ樹脂でしょう。強度や強靭性に優れていて、阪神淡路大震災の後に高速道路の耐震補強に使われた材質でもあります。
カウンターの材質は多々ありますが、それぞれ一長一短です。用途に合った材質を見極めて選びましょう。
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