お風呂の浴槽の中に、段差があるものをご存じですか?一般的な段差がない浴槽と比べ、どんなメリットがあるのかご紹介します。
■浴槽の出入りが楽チン
就学前のお子様や腰痛がある方、お年寄りの方も、段差があることで浴槽に出入りしやすくなります。また、入浴時の事故を防ぐことにもつながります。
■親子で入浴しやすい
赤ちゃんや小さなお子様と入浴することを想像してみてください。
例え大人が一緒に入浴し、抱っこしていたにしても、湯船が深いと不安ですよね。姿勢を崩して、赤ちゃんを落としてしまわないか、子供が足を滑らせてしまわないかと、気が気ではありません。
実は、段差は子どもが座りやすい高さに設定されているため、ベンチとして子どもを座らせることで、姿勢が安定します。もちろん必ず大人が支える必要がありますが、パパママも一緒に安心して入浴することができます。
■半身浴がしやすい
女性で半身浴を習慣にされている方は多いのではないでしょうか?そんな時、この段差はとても便利です。
半身浴をする場合は胸より下にお湯を張らなければなりませんが、家族で入浴スタイルが異なる場合は、お湯の量をその都度、足したり減らしたりしなければなりません。手間はもちろん、経済的にも負担になります。しかし同じお湯の量でも、段差に腰かけることですぐに半身浴ができ、湯船の底に座れば簡単に全身浴に切り替えられます。
段差のない一般的なお風呂に慣れていると、段差の出っ張りが気になる方がいらっしゃるかもしれません。浴槽は長い年数、毎日利用するものなので、新築やリフォームをご計画の際は、ご自身やご家族のライフスタイルに合わせて、使い勝手が良い方を選択していただければと思います。
過去のコラムはこちら
Copyright(C) 水まわりワークス All Rights Reserved. Product by